はじめに 👋#
こんにちは、Nimbus です。
先日、HashiCorp Certified: Terraform Associate(003)を受験し、無事に合格することができました。
Terraformは業務で長く使っていたこともあり、受験前は「今さら勉強しなくてもなんとかなるだろう」と思っていました。
しかし、実際に準備を進めていく中で、実務ではあまり意識していなかった知識の不足に何度も気づかされました。
この記事では、試験を受けた理由や勉強方法、受験当日の流れ、そして感じたことなどをまとめています。
これから受験を考えている方の参考になれば幸いです。
なぜ資格を取ろうと思ったのか? 🎯#
Terraformはこれまで5年ほど業務で使用しており、AWSやGoogle Cloud、GitHub、TFEなど、複数のプロバイダーを組み合わせてIaC環境を構築してきました。
また、HCP TerraformのPrivate Module Registryを利用して社内向けのモジュールを管理しているため、自分の中ではある程度使いこなしているつもりでした。
そんな中で、「スキルを一度客観的に証明しておこう」と思ったのが受験のきっかけです。
ちょうど社内にTerraform Associateの資格保有者がいなかったことも後押しになりました。
試験対策と学習方法 📘#
実務経験だけでは足りなかったこと#
Terraformを使っているからといって、試験もそのまま通用するとは限らないことを痛感しました。
以下のような内容は、普段の業務では意識する機会が少なく、試験勉強で改めて学び直しました:
terraform plan -refresh=falseなどの細かなCLIオプション- S3以外のバックエンド構成の違い
- Public Registryの仕様とベストプラクティス
- CLIベースのworkspace操作
- あまり使わないプロバイダーの認証設定 など
「普段やっていること」と「問われること」の間にあるギャップを埋めるのが、試験対策のポイントだと感じました。
使用した教材 🛠#
私が活用した教材は以下の通りです:
- Terraform 公式ドキュメント(RegistryやLearnが特に役立ちました)
- Udemyの試験対策講座(Terraform Associate 2025対応)
- UdemyのPractice Exam(模擬試験)
- GitHubのハンズオンリポジトリ
特に模擬試験の方は、本番とよく似た出題形式になっており、時間配分や英語の設問への慣れにとても効果的でした。
英語への備え 🗣️#
Terraform Associateの試験はすべて英語で行われ、翻訳機能もありません。
Terraformのドキュメントは英語で読む機会が多かったとはいえ、試験形式になると難しさを感じました。
そのため、英語の対策として、以下を実践しました:
- 模擬試験は英語のまま解く
- 普段の業務でもドキュメントは英語で読むよう意識
- Duolingoで毎日10分程度、英語学習を継続
Duolingoの効果がどこまであったかは分かりませんが、「英語にも取り組んだ」という安心感は得られたと思います。
試験の準備と申し込み ✍️#
Terraform Associateはオンラインで受験できますが、環境準備にはいくつか注意点があります。
必要なもの ✅#
- パスポートなどの顔写真付きの政府発行ID(試験官が外国人のため)
- 静かで誰も入らない個室(受験中の立ち入りは不可)
- 安定したインターネット接続
- Webカメラとマイク
- 片付いた机の上(飲み物は透明容器のみ可)
当初は外部の個室ブースを検討しましたが、スマートフォン操作が必要なため「スマホ持ち込み禁止」のルールと矛盾して断念。
結果的に、自宅の寝室を片付けて受験場所としました。
試験当日の流れ 📅#
チェックイン〜試験開始#
試験時間の15分前になると、ポータルにログインして以下の確認が行われます:
- システムチェック(カメラやマイクの動作確認)
- 監督官との英語チャット(自動翻訳あり)
- 身分証の提示と部屋の360度撮影
- 机の上下の確認、不要なタブやアプリの終了
指示は明確で、チャットで「OK」と返すだけなので特に問題はありませんでした。
試験本番 ⏱️#
- 時間:60分
- 問題数:57問
- 形式:単一選択・複数選択式
問題内容は非公開ですが、Terraformのドキュメントを英語で読めていれば理解は可能なレベルでした。
TOEICで言えば600点前後の読解力があれば十分だと思います。
なお、試験中は一切声を出してはいけません。
私は普段、問題をつぶやきながら考える癖があるので、うっかり話しそうになって焦りました。
結果とその後 🎉#
試験が終了すると、アンケート画面のあとにすぐ合否が表示されます。
私の場合、「Pass」の文字が表示されて、ようやく肩の力が抜けました。
合格後にできること:
- 試験履歴・領収書のダウンロード(ポータル上から)
- 48時間以内に公式の合否通知メールが届く
- Credlyバッジを発行して、LinkedInなどに掲載可能
スコアの詳細などは表示されませんが、結果が「合格」であれば、それで十分だと感じました。 後日、Credlyからバッジを受け取り、ようやく合格したことを実感できました。
まとめと、これから受ける方へ 💡#
Terraform Associateは、実務経験があっても油断できない試験でした。
むしろ業務で使っているからこそ、普段触れていない部分を試験で気づく、ということが多かったです。
試験勉強を通じて、自分の知識の整理や補完ができたことが、結果以上に大きな収穫でした。
勉強のポイント:#
- ✅ 実務経験だけでなく、網羅的な知識が求められる
- ✅ 公式ドキュメントは信頼できる学習リソース
- ✅ 模擬試験で形式や出題傾向に慣れておく
- ✅ 英語の設問に対応できるよう、最低限のリーディング力をつける
- ✅ ハンズオンで実際に触れることが理解を深める
おわりに ✨#
Terraform Associateの受験は、Terraformに対する理解を改めて見直す良いきっかけになりました。
これから受験を検討している方にも、きっと多くの学びがあるはずです。
少しでも参考になればうれしいです。受験、頑張ってください!
